自動だからと言って油断できない!?自動巻き機械式時計を扱う際の注意点

自動巻きは初動が大事!

自動巻きの機械式時計は日々のゼンマイ巻きを行う必要が無いため、初心者でも比較的扱いやすいと言えます。しかし、全てが全てフルオートだとは限りません。特に購入直後は十分な動力がゼンマイに蓄積されていないことが多く、初動においてはゼンマイを巻いてあげる必要があります。また、長期にわたって使用していない場合も同様です。手巻き式のようにゼンマイを終わりまで巻き上げてやる必要はありませんが、リューズを起こして10~15回は巻いてあげるようにしましょう。

動力はどのくらい使用すれば十分貯まるの?

自動巻きによる機械式時計の動力は、モデルにも左右されますが、一般的に1日12~16時間の装着で約2日分の動力が貯まるように設計されています。これ以下の時間しか装着しない場合は、手巻き式と同じように定期的にゼンマイを巻いてあげる必要があります。その際は装着時間によって巻く量を調整するようにしましょう。また、単に装着しているだけでは自動巻き機構で動力は貯まりません。デスクワークが多くて運動量が少ないような人は、装着時間に関わらずゼンマイで動力を足すようにしておきましょう。

自動巻きによる機械式時計のゼンマイを巻く時には…

自動巻きと言えども、ゼンマイ巻きから完全に解放されるわけではありません。一方で自動巻き機構を持った機械式時計の中は、ゼンマイに繋がるコマや心棒の耐久性が手巻き式よりも弱いものもあるため注意が必要です。一般的にはスリップ機構が付いているため巻きすぎてゼンマイを痛める必要はありませんが、それによって心棒が曲がったりコマが外れたりすることは考えられます。どんなに動力が足りない場合でも、20~30回も回せばゼンマイの動力は事足りるので、巻きすぎないようにしましょう。

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